だんだん蒸し暑くなって来るこの時期。
既に気温の高さを感じている人もいるでしょう。
特に運動系の部活動に所属している人は
熱中症になりやすい傾向があります。
部活動での熱中症の実態について
調べた結果をご紹介します。
熱中症が発生した部活動の事例は?
2013年に発表された
『部活動中の熱中症対策』
に、よりますと
2012年の熱中症の発生件数について
中学校・高校で熱中症が発生した割合が9割もあり
その中でも7割近くが部活動で発生したものです。
また、熱中症になる生徒は
体力のない下級生より
部長や
キャプテンがなりやすいとのことです。
これは責任感の強さから
「人一倍頑張らないといけない」
この使命感でついつい
無理をしてしまいがちになるからです。
ちなみに
日本スポーツ振興センターの調査によると
所属部別では
4人に1人が野球部員です。
競技人口の多さと練習時間の長さが
原因として挙げられています。
夏になると甲子園があるので
練習時間が長くなることも関係しているでしょう。
ただ、死亡率では
野球よりラグビーや柔道が
圧倒的に高くなっています。
これらはぶつかり合いや
取っ組み合いが多いので
怪我をしやすいからなのでしょう。
この時期だと大会が迫っていて
練習に励まないといけない時期で
打ち込まないといけないのでしょうが
倒れたら元も子もないですからね。
十分に気を付けましょう。
炎天下で部活動をする際の注意点は?
では炎天下で部活をする際は
どうすれば良いのでしょうか?
最も大切なことは
水分補給をこまめに行うことです。
学生なら水や麦茶を飲むと大丈夫です。
ただ屋外の運動で汗だくになる場合は
水で倍に薄めたスポーツドリンクが良いでしょう。
こうすることで
気になる糖分を抑えることが出来るからです。
スポーツドリンクがなければ
水を飲むときに塩を少し舐めるだけでも
効果がありますよ。
ただWBGT(暑さ指数)が
31度以上の場合は
特別な事情が無い限り
運動は避けた方が良いでしょう。
水分補給について
詳しくはこちらをどうぞ
熱中症の予防のための水分補給の目安は?効果的な方法を紹介!
熱中症が発症する部活動の実態と対策は?のまとめ
熱中症の発生する部活動の
実態とその対策について紹介しました。
この時期になると
大会で練習に励む生徒が多いですが
炎天下の中で身体を動かしていると
暑さのあまり倒れてしまいそうになりますよね。
そんなときは
こまめな水分補給をしたり
適度に休憩を挟んだりして
頑張って乗り切りましょう!
熱中症予防に効果的な飲み物や
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