夏が近付き熱中症が問題になってきますが
熱中症を防ぐためには塩分が必要とされています。
一体どれくらいが
必要とされているのでしょうか?
熱中症の予防のために
必要な塩分の目安について紹介します。
熱中症予防に必要な塩分の目安は?
まず、熱中症を予防するために
必要な塩分はどれくらいの量が
目安になるのでしょうか?
日本スポーツ協会では
0.1~0.2%の食塩
(水100ml辺りにナトリウム40~80mg)と
糖質を含んだ飲料を勧めています。
特に1時間以上運動をする時や
外で労働をして大量の汗をかいた時は
4~8%の糖質を含んだものを
摂取する様にしましょう。
アメリカのスポーツ医学会では
疲労を防ぐためには1時間に
30~60gの糖質の摂取が
推奨されていています。
例えば糖質6%とは
水500mlでは糖分30g
水1ℓでは糖分60gとなります。
なお厚生労働省では
1日の塩分摂取目標量を
男性8.0g未満
女性7.0g未満
に、設定しています。
ちなみに日本高血圧学会では
高血の圧患者さんの場合は
1日の塩分摂取目標量を6gとしています。
日本人の1日の平均塩分摂取量は
男性は10.9g、女性は9.2gです。
やはり多すぎますね。
くれぐれも塩分の取り過ぎに
ならない様に気を付けましょう。
熱中症予防の塩分補給について
詳しくはこちらをどうぞ
熱中症の予防で塩分が必要なのはなぜ?熱中症と塩分の関係を解説!
熱中症の予防に必要な塩分と水分の補給の仕方とは?
熱中症が疑われる時は
ただ水分を補給するのではなく
塩分も一緒に補給することが大切です。
自分で食塩水を作るときは
目安として1ℓの水に対して
1~2gの食塩を加えます。
そこへ長時間のスポーツや
仕事でなどで失われた糖分を補うために
砂糖を小さじ1杯分加えると
水分や塩分の吸収が良くなる上に
疲労回復にも繋がるのでより効果的です。
塩分と糖分を手早く一緒に補給出来る
スポーツドリンクなどによる水分補給も良いでしょう。
飲む目安量は
250mlを1時間に
2~4回に分けて補給すると良いでしょう。
熱中症予防の水分補給について
詳しくはこちらをどうぞ
熱中症の予防のための水分補給の目安は?効果的な方法を紹介!
熱中症の予防のための塩分と水分補給にお勧めの物は?
水分・塩分補給にピッタリの食べ物や
飲み物には何があるのでしょうか?
飲み物ではスポーツドリンクがピッタリですが
浅漬けの素や麺つゆも良いですよ。
麦茶を飲む場合は
ノンカフェインのものにしましょう。
丈夫な体にする為に
栄養ドリンクを飲むのも良いですね。
食べ物では
塩分入りタブレット
塩分入りビスケット
塩昆布にアイスクリームがお勧めです。
逆に避けたいものはコーヒーなど
カフェインの入った飲み物や
アルコールです。
これらは利尿作用が出て
水分が減るので避けましょう。
熱中症対策に効果的な
飲み物やグッズについて
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熱中症の予防に必要な塩分の目安は?のまとめ
熱中症を予防するために
必要な塩分の目安について紹介しました。
塩分の取り過ぎはよくありませんが
塩分と糖分は適度に摂らないと
熱中症になるリスクが高まります。
適度に摂って
暑い夏を乗り越えましょう!
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