紫陽花を育ててみて
花が咲かなかった・・・
花が小さくなってしまった・・・
こんな経験はありませんか?
紫陽花は手間のかかる花です。
それでも
適正な量の肥料を与えたアジサイは
期待に答えるかのように花を咲かせてくれます。
紫陽花の鉢植えの
肥料の量や与えるタイミングなどをご紹介します。
紫陽花の鉢植えに必要な肥料とは?
肥料といっても種類はたくさんあります。
その中でもアジサイにオススメなのは
肥料成分がゆっくり効いて
長続きする緩効性の肥料です。
与えるタイミングとしては
苗を植えるタイミングの3月~4月
もしくは花が咲き終わる7月~8月です。
冬の寒い時期なら
12月~2月がいいとされています。
種類としては基本的に
肥料の3大要素と言われている
「チッソ・カリ・リン酸」が適正に含まれている
油粕や骨粉などの有機質肥料を与えましょう。
これらは紫陽花はもちろん
植物にはなくてはならないものです。
葉や茎など植物自体を強くし
実や花をつけやすくなり根もしっかりします。
中には赤や青など
花の色別で肥料が売られていることもありますから
機会があれば探してみて下さい。
ちなみに3大要素で
チッソ(N)は
「葉肥え」と言って
植物の体を育て
リン酸(P)は
「花肥え」と言って
花や実をつけさせ
カリ(K)は
「茎肥え」「根肥え」と言って
耐寒性や耐病性を高めます。
3大要素の割合は
植物の状態によって異なるので
迷ったら化成肥料をお勧めします。
肥料の種類とは?
肥料の種類として
まず固形と液体に分かれます。
固形は団子状やペレット状
錠剤や粒、粉などに分かれ
その中でも
有機質と無機質に分かれます。
液体は
水で薄める希釈タイプと
そのまま使うストレートに分かれます。
効き方の速度として
遅効性と速攻性や
緩効性(かんこうせい)に分かれます。
遅効性は土の中でゆっくり分解され
効果は数日かかります。
有機質肥料は遅効性が多いですね。
速攻性は直ぐに効き目が出て
無機質や液体肥料に多くありますが
粒状の化成肥料にもあります。
緩効性(かんこうせい)は
少しずつ長く効果が続く肥料で
発酵済み有機質肥料や
化成肥料に多くあります。
有機質肥料
天然の素材からの肥料で
牛ふん、鶏ふん、骨粉など。
無機質肥料
鉱物や動植物を焼いたりした
成分が無機質の肥料のことで
硫安(りゅうあん)、尿素
過リン酸石灰などの化学肥料と
草木灰(そうもくばい)など。
配合肥料
3大要素のうち
2種以上をブレンドした肥料です。
有機質と無機質を
バランス良く混ぜたものが多い。
化成肥料
3大要素を2種以上含めて
科学的に製造した肥料です。
科学的なので含有成分量が高く
手軽に使えるので数多く市販されています。
紫陽花の鉢植えに肥料を与えるタイミングは?
肥料を与えるには
「元肥」と「追肥」
と、いうのがあります。
ですがアジサイに関しては
基本的に元肥はしなくてもいい植物なんです。
植物が頑張って
育っている途中にあげる肥料を
「追肥」と言います。
追肥にも種類があり
「寒肥」と「お礼肥」
と、分かれています。
寒肥はその名の通り
寒い時期に与える肥料のことを指します。
次の葉や花を咲かせる準備段階なので
与える肥料としては有機質肥料や
緩効性肥料を使うようにしましょう。
この時期は焦らなくても大丈夫なので
ゆっくりと効いてくる肥料を選ぶといいですね。
次にお礼肥ですが
花が咲き終わった後に
与える肥料のことを指します。
こちらは咲き終わった後の
枝や葉などの成長を助けるために使います。
なので有機質肥料や科学肥料
液体肥料を使うと効率がいいと思います。
肥料の与えすぎは禁物!
肥料をたくさんあげれば
早く大きく育つと思っている人も
いるのではないでしょうか?
肥料をあげすぎると
根っこを傷付けてしまって
上手く成長しなくなってしまいます。
これを「肥料やけ」と言うのですが
最悪の場合枯れてしまうこともあります。
せっかく育てた紫陽花が
枯れてしまうのは悲しいですよね。
なので肥料の量に迷った時は
少なめに与えるようにしましょう。
紫陽花の鉢植えの肥料のまとめ
いかがでしたか?
肥料にはいろんな種類があるので
どれを買えばいいか迷いますよね。
紫陽花だけでなく
それぞれの植物に合った肥料を与えて
大きく育ってくれるといいですね。
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